いよいよ今年も梅雨の時期がやってきました。
雨が続くこの時期、日常生活の様々な場面で湿気の対策に追われる方も多いのではないでしょうか?
香水との付き合い方も、梅雨の時期に合わせた知識や選び方を知ることで、更に香りを楽しめるかもしれません。
今回は梅雨時におすすめの香りの選び方や、まとい方についてもご紹介します。
TOPICS
◼1.湿気が多いと香りが強く香る?
◼2.梅雨時におすすめの香りの選び方
◼3.梅雨時におすすめの香りのまとい方
湿気でむしむしする日も多いこの時期。
香りにはどのような影響があるのでしょうか?
◼1.湿気が多いと香りが強く香る?
梅雨時は一年の中でも特に湿気が多い時期です。
“湿気が多い”というのは、空気中に水の分子が多くある状態のことです。
香りは空気中に揮発して広がることで香りがしますが、空気中に水の分子が多くあると、香りの分子がうまく広がることができません。いつもより香りの密度が濃い状態で空気中に存在するため、香りを強く感じます。
また、香りを感じる鼻粘膜は乾いている時より湿っている時の方が香りの分子をキャッチしやすいため、梅雨の時期は総じて香りを強く感じてしまうのです。
◼2.梅雨時におすすめの香りの選び方
梅雨時には、オレンジやグレープフルーツなどのシトラスノートや、ミントなどのハーバルノート(ハーブ系の香り)等、爽やかで清潔感があり清々しい香調のものがおすすめです。
J-Scentの香水の中では、
柚子 :ベルガモットやオレンジのシトラスアコードに、煌く存在感を放つ柚子とハーバルなタイム。彩を添える柚子は、ほろ苦くアクセントとして際立ちます。爽やかで上品な甘さも感じさせる、艶やかな日本のシトラスの香りです。
ラムネ :熱い真夏の夜に喉に染み渡るラムネの爽快感。レモン、アルデハイド、ミントの爽やかな香りから、ローズ、ミューゲ、マグノリアの優しい甘さが広がり、やがてムスクとバニラの穏やかな残り香に包まれ、幻想的な提灯の灯りが心躍る、懐かしい夏をイメージした香りです。
薄荷 :ひんやりと透き通るような薄荷の香り立ちから、ジャスミンやユリのほんのりとした甘さが漂い、清潔感のあるアイリスとホワイトムスクがどこまでも軽やかに広がる天衣無縫な香りです。 ※肌につけるとミントのメントールで冷涼感を感じることがあります。
J-Scentには「雨」がテーマになった香りもあります。
こちらも是非チェックしてみてくださいね。
恋雨 :雨が降り出す前の微かな香りにマンダリンやカシスが誘うトップノート。静かな雨の中、微かに聞こえるバイオレット、マグノリアなどの花々の声。愛しい記憶と大切な想いが蘇り、雨上がりの空に輝く虹を見つけ、心が躍り笑顔が溢れるような香りです。
紫陽花 :ヒヤシンスやバイオレットの憂いを帯びたグリーンな香りから、ジャスミンやイリスの生花のような香り、そしてシダーウッドの木の香りが微かに漂います。そぼ降る雨に咲く紫陽花を、静かに愛でる情景をイメージした香りです。
◼3.梅雨時におすすめの香りのまとい方
梅雨向けの香りを選んだら、次はまとい方です。
香りを強く感じやすいこの時期、いつものまとい方も梅雨に合わせて変えてみるのはいかがでしょうか?
【1】 プッシュ数を変える
例えば、いつも全身で2プッシュしているなら、半分の1プッシュにしてみるなどの工夫ができます。
いつもが1プッシュの方は下の「【2】まとう場所を変える」をご覧ください。
【2】まとう場所を変える
まとっている場所が、自分や周囲の方の鼻に近ければ近いほど香りは感じやすくなります。今、手首にまとっているならウエストに変えてみる、ウエストにまとっているなら太ももに変えてみる等、いつもまとっている場所から一段階下げた位置にまとうことをオススメします。
ちなみに、私は足首にしかまとわない香りがあります。
足首なんて香るの?と思われがちですが、足首からでも十分に香りを感じることができます。
時期や香りの強さによって、体のどの箇所にまとうかを考えるのも楽しみの1つです。
◼最後に
日本は四季が美しい国ですが、季節がはっきりしているということはそれぞれに合わせた香り選びも楽しめるということ。
天候や気温などに合わせた香り選び、皆さんも一緒に実践してみませんか?