香水をつけていると、つけたての時の香りと、時間がたった時の香りに、違いを感じるはずです。
その理由は、香水が様々な香料をブレンドして作られているため。
それぞれの香料の持つ特性によって、香りの立ち始める時間が変わります。
つけたて~10分後に香るのは「トップノート」、30分~2時間後は「ミドルノート」、そして消えていくまでが「ラストノート」というふうに表現されます。
また、香水の種類にも分類があり、日本の市場で見かけるのは以下の4種ではないでしょうか。
・パルファン
・オードパルファン
・オードトワレ
・オーデコロン
上から順に香りの濃度が濃いものとなります。
J-Scentはオードパルファンの分類ですので、香りの持続時間は約5時間といったところでしょうか。
その間に、冒頭に述べたトップ~ミドルノートの香りの変化を感じ取れるはずです。
また、香りの変化の仕方は人それぞれ異なります。その人の体臭と混ざって香りが構成されるため、同じ香水を纏っても、数時間後には違う印象の香りに変化します。不思議ですね。
そのため、香水の購入を検討する際には、一度肌につけて、しばらく時間がたった後の香りを確かめて、決定するのがおすすめです。
「香りの第一印象」である「トップノート」が素晴らしくても、時間がたつと合わないな、と感じることがあったり、また、その逆もあったりするものです。
ムエットに香りをつけてもらい、それを持ち帰るのも良いでしょう。
J-Scentの大人気香水「和肌」が好まれるのも、人の肌で変化していった香りが、なんともいえない(ホッとするような?)甘さを醸し出すからではないでしょうか。
また、「花見酒」はトップノートの吟醸香の香りにハッとさせられるのも束の間、いつのまにか桜とローズのふんわりとした香りに変化していて、香水ならではの香りの変化という魅力を、大いに感じることができます。
LUZ Storeで商品をご購入いただいた方へ同梱しているJ-Scentのパンフレットや、J-Scent公式サイトにはそれぞれの香りの「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」を記載しています。眺めながら香りを試すと、好みの傾向がわかってきて楽しいですよ。